味の世界史 香辛料から砂糖、うま味調味料まで - 玉木俊明 - ビジネス・実用書・無料試し読みなら、電子書籍・コミックストア ブックライブ
世界は味で動いていた。香辛料(スパイス)から砂糖、そしてうま味調味料へといたる「味」の移り変わりは、資本主義が誕生し、ヨーロッパが覇権を握るプロセスと軌を一にする。本書では、ウォーラーステインの「近代世界システム」を参照し、さらにポメランツが提唱した「大分岐」論以降のさまざまの研究成果も踏まえつつ、「諸島」に焦点を当てることで、世界史の興亡を新しく描き直す。 ※カバー画像が異なる場合があります。
香辛料、砂糖、缶詰瓶詰め、冷凍で止まらず現代まで到達してるのがすごい。トマト缶の話思い出しながら読んだ。加工食品化と食品添加物とうま味調味料の話をきちんとここまで 位置付けられたのは初めてじゃないだろうか。スパイスを産出して送り出す側ってどんなだったんだろう。古代のインド料理の本とかあったけれども繋がってるんだろうか。